xHE-AAC

適応型音声・動画ストリーミングおよびデジタル・ラジオに最適なオーディオ・コーデック特徴一覧

  • AACコーデック・ファミリの最新世代
  • あらゆるコンテンツに対応した単一コーデック:
  • Google社製Android Pieオペレーティングシステム(OS)に内蔵
  • 12 - 500 kbit/s又はそれ以上のステレオビットレートで高品質
  • MPEG-DASHまたはHLSによる適応型ストリーミングが可能
  • ネットワークの状況に応じたビットレートのシームレスな切り替え
  • MPEG-D DRCが一貫した音量を保つための強制音量調節およびダイナミックレンジ制御を提供
  • 追加費用が不要なVia Licensing社AAC特許ライセンス許諾プログラムの一部
    •  動画サービス用音声
    • 音楽
    • オーディオブック
    • ポッドキャスト

xHE-AACは、ドイツなどの国々におけるフラウンホーファーの登録商標です。

概要

xHE-AACのストリーミング・サービスは、低ビットレートでもこれまで以上の聞き心地を提供します。
xHE-AACの高い効率性により、利用者は同一データプランでストリーミング・サービスを数分余分に楽しめます。
© Photo Fraunhofer IIS

xHE-AAC(拡張版HE-AAC)は、フラウンホーファーIISが独自開発した、MPEG AAC コーデック・ファミリの最新版であり、音声とオーディオ・コーディングのギャップを埋めるものです。xHE-AACは、モノラルでは6 kbit/s、ステレオなら12 kbit/sという低ビットレートから、500 kbit/s以上までのあらゆるビットレートで、会話、音楽、混合コンテンツなどあらゆる種類の信号に一貫した高品質オーディオを提供します。そのためxHE-AACはデジタル・ラジオと適応型ストリーミング・アプリケーションに最適なオーディオ・コーデックとなっています。xHE-AACは、デジタル・ラジオ・モンディエール(DRM)とGoogle社製Android Pieオペレーティング・システムで必須のオーディオ・コーデックです。xHE-AACなどのFDK2実装はフラウンホーファーが提供しており、こちらで入手いただけます。

 

適応型ストリーミング

xHE-AACは、元来適応型ストリーミング用に作られました。つまり、xHE-AACが持つビットレートの柔軟性により、MPEG-DASHまたはHLSストリーミング・アプリやストリーミング・ラジオ・プレーヤーを非常に低いビットレートのストリームに切り替え、厳しいネットワーク環境でも連続再生することができます。ネットワーク接続が回復すれば、xHE-AACプレーヤーは高ビットレートに適応して、あらゆるビットレートでシームレスに切り替わります。さらに、xHE-AACが持つ抜群のコーディング効率のお陰で、ビットレートの節約が携帯用動画ストリーミングの画質向上につながります。

音量調節およびダイナミックレンジ制御

MPEG-D DRC、つまり音量調節およびダイナミックレンジ制御(DRC)は、xHE-AACが一貫した音量でコンテンツを再生する強制音量調節を提供し、プラットフォームや環境に関わらず、ユーザーに最良のリスニング体験を提供するダイナミックレンジ制御調整を行います。

xHE-AACの互換性

xHE-AACプロファイルのデコーダーは、AAC-LC、HE-AAC、HE-AACv2など全種類のAACをデコードすることができます。従来の高めのビットレート・ストリームを補完することで、xHE-AACストリームを現行のエンコーディング・ワークフローに簡単に組み込むことができます。

アプリケーション

xHE-AACによって、2Gネットワークであっても良い音質で連続したストリーミング・サービスが今や可能です。
DRMサービスは、xHE-AACを用いて低ビットレートでもこれまで以上の聞き心地を提供します。

xHE-AACは、その特別な機能により、さまざまな種類の音声コンテンツをきわめて低いビットレートで伝送する必要があるデジタル・ラジオやモバイル向けの音声・動画ストリーミング・アプリケーションの要件を難なく満たしています。

ストリーミング・アプリケーション向けのxHE-AAC

このコーデックによって、とりわけインドなどの新興市場における数十億人に上る2Gユーザーに初めてストリーミング・サービスを提供できる可能性が開かれます。ストリーミング・サービス・プロバイダーにとっては、CDNコストを大幅に削減して、エンコード資産の管理を簡素化できるというメリットがある一方、消費者は毎月使える貴重な無料データを節約しつつ、改善されたサービス品質を享受できます。

DRMでのxHE-AACの使用

デジタル・ラジオ・モンディエール(DRM)は、xHE-AACを採用して(2013年から義務化した)業界初のデジタル・ラジオ規格であり、その機能のメリットを享受しています。xHE-AACは、これまですべてのDRM伝送に使用されているMPEG HE‑AACのスーパーセットであるものの、HE‑AACも既存のシステムとの互換性を保つDRM標準のひとつとして引き続き利用できます。DRM放送事業者は、xHE-AACを用いてあらゆる種類のコンテンツに対して同一のコーデックを使用できるため、簡素化されたコーデック構成プロセスから以下のメリットが得られます。エンコーダーはすべての品質関連パラメータを自動で最適化するため、放送する音声コンテンツの種類に応じて構成設定を変更する必要がなくなります。さらに、コーデックが要求するビットが減ることで、幅広い音声プログラムの配信が可能となります。

提供状況

DRMおよびストリーミング・アプリケーション用xHE-AACコーデック実装は、以下のプラットフォームで利用可能です。

  • PC(Windows/MacOS X/Linux)
  • ARM(デコーダーのみ)
  • MIPS(デコーダーのみ)
  • Texas Instruments C6x、DaVinci、OMAP(デコーダーのみ)
  • ADI Sharc+ (デコーダーのみ)
  • Cadence Xtensa (デコーダーのみ)
  • Apple iOS® SDK(デコーダーのみ)
  • Android™(Android Pieおよび後継OSにデコーダーを内蔵)

フラウンホーファーのContentServerテクノロジーをベースにしたDRM放送エンコーダー・ソリューションのほか、サードパーティー実装もすでにxHE-AACに対応しています。量販市場向け初期世代に属するDRM受信機チップセットはすべて発売当初からxHE-AACを搭載しています。

弊社の開発デザインキットに関する詳細情報はプラットフォームページをご覧ください。

ソフトウェア・ライセンス

弊社のソフトウェア・ライセンス取得にご興味ございましたら、以下の申請フォームに(英語で)ご記入いただきご送信ください。

特許ライセンス

xHE-AACは、Via Licensing社が管理するAACパテントプールライセンス許諾プログラムの一部です。詳細については、www.vialicensing.com をご覧いただくかinfo@vialicensing.comにお問い合わせください。

関連のニュースリリースはこちらでご覧いただけます。
http://www.via-corp.com/newsdetail.aspx?id=2372  

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